きょうかい‐おんがく【教会音楽】
キリスト教教会で、礼拝や儀式のときに演奏する音楽。聖歌・ミサ曲・賛美歌などがある。
きょうかい‐せんぽう【教会旋法】
中世カトリック教会音楽、特にグレゴリオ聖歌に用いられる旋法。終止音と音域を異にする8または12種類に分けられる。
きょうかい‐どう【教会堂】
キリスト教徒が礼拝・儀式などを行うための建築物。教会。聖堂。
きょうかん‐ふくいんしょ【共観福音書】
新約聖書のうち、マタイ・マルコ・ルカの三福音書のこと。内容や構成に一致点が多く、相互に参照が可能なため、こう呼ばれる。
きょう‐こう【教皇】
ローマ‐カトリック教会の最高位の聖職。地上におけるキリストの代理、使徒ペテロの後継者であり、全教会に対する首位権をもつ。法王。ローマ教皇。きょうおう。→バチカン
きょうこう‐ちょう【教皇庁】
全世界のローマ‐カトリック教会の行政およびバチカン市国統治の中央機関。教皇と枢機卿によって運営される。法王庁。ローマ聖庁。ローマ教皇庁。
きょう‐じゃく【景迹/𨗈迹】
1 人のおこなったこと。行状。経歴。きょうざく。「その—を悪(にく)み」〈続紀・聖武〉 2 推し量ること。推察。きょうざく。「余事は御—あるべく候」〈沙石集・七〉
きょうだいフランチェスコ【兄弟フランチェスコ】
《原題、(フランス)Frère François》フランスの小説家グリーンによる評伝。中世イタリアのカトリック修道士フランチェスコの人生を描く。別邦題「アシジの聖フランチェスコ」。
きょう‐てん【経典】
《古くは「きょうでん」とも》 1 仏の教えを記した文章・書物。経文。 2 ある宗教で、信徒の守るべき教えを記した神聖な書。キリスト教の聖書、イスラム教のコーランなど。
きょう‐ふ【教父】
カトリック教会で、2〜8世紀に現れた神学者のうち、正統信仰をもち、聖なる生涯を送り、教会に公認された人々。オリゲネス・アウグスティヌスなどが有名。