くさ‐がくれ【草隠れ】
1 茂った草の陰に隠れること。また、そういう場所。「大木の倒れたのが—に其の幹をあらわしている」〈鏡花・高野聖〉 2 草深い田舎の隠れ家。「かかる—に過ぐし給ひける」〈源・蓬生〉
クシナガラ‐じょう【クシナガラ城】
《(梵)Kuśinagara》古代インドのマラ国の首都クシナガラ付近にあった城。現在はウッタルプラデシュ州東端のカシア付近にあたる。城外で釈迦(しゃか)が入滅した聖地として知られる。クシナ城。 ...
クシロポタムウ‐しゅうどういん【クシロポタムウ修道院】
《Moni Xiropotamou/Μονή Ξηροποτάμου》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。10世紀の創設。18世紀に主聖堂が建造され、内部にはフ...
孔子(くじ)の倒(たお)れ
孔子のような聖人でも、時には失敗することがあるというたとえ。くじだおれ。「恋の山には—」〈源・胡蝶〉
クスコ‐だいせいどう【クスコ大聖堂】
《Catedral del Cuzco》ペルー南部の都市クスコの中心部にある大聖堂。アルマス広場に面する。インカ帝国時代の神殿跡に、16世紀半ばから17世紀半ばにかけて建造。メスチゾの画家マルコ...
クズル‐アウル【Kızıl Avlu】
トルコ西部の都市ベルガマ(古代都市ペルガモン)にある遺跡。元は紀元2世紀、古代ローマ帝国のハドリアヌスの時代にエジプトの神々を祭る神殿として建造。東ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂に改修された。...
クセノフォントス‐しゅうどういん【クセノフォントス修道院】
《Moni Xenophontos/Μονή Ξενοφώντος》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。半島西岸の海沿いにあり、要塞のような外観で知られる。10...
クタイシ【Kutaisi】
ジョージア西部の都市。リオニ川沿いに位置する。紀元前6世紀から前2世紀にかけて古代コルヒダ王国の首都。また、15世紀以降、イメレチア王国の首都になった。19世紀初めにロシアに併合。バグラティ大...
クトゥルムシウ‐しゅうどういん【クトゥルムシウ修道院】
《Moni Koutloumousiou/Μονή Κουτλουμουσίου》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。12世紀以前の創設とされる。主聖堂や礼拝堂...
クトナー‐ホラ【Kutná Hora】
チェコの首都、プラハの南東約60キロメートルにあるボヘミア地方の町。13世紀後半に銀鉱脈が発見され、経済都市として発展。のちに鉱脈の枯渇とともに衰退していったが、ゴシック様式で建てられた教会など...