し‐さいぼう【視細胞】
光を受容することにより感覚を生じる細胞。下等動物では、散在するものと、集まって視覚器となるものとがある。高等動物では多数が集まって目の網膜をつくる。
し‐ほう【刺胞】
クラゲ・イソギンチャクなど腔腸(こうちょう)動物に特有の器官。袋状で、中にある刺針・刺糸が刺激にあうと飛び出し毒液を発射する。えさを捕るときや防御の際に用いられる。
しぼう‐さいぼう【脂肪細胞】
多量の脂肪を含む細胞。脂肪組織を構成する。
しゅう‐さいぼう【臭細胞】
⇒嗅細胞(きゅうさいぼう)
しゅうしゅく‐ほう【収縮胞】
淡水産の原生動物にみられる空胞。収縮・拡張を繰り返し、体内の老廃物の排泄(はいせつ)、浸透圧の調節作用を行う。
しょく‐さいぼう【食細胞】
食作用をもつ細胞の総称。高等動物では、細菌や異物、老朽細胞などを取り込んで消化する機能をもつ白血球の好中球、マクロファージなどがある。貪食細胞。
しょく‐ほう【食胞】
⇒ファゴソーム
しんがた‐ばんのうさいぼう【新型万能細胞】
⇒iPS細胞
しんけい‐かんさいぼう【神経幹細胞】
神経細胞と神経膠(こう)細胞(グリア細胞)を産生する元となる幹細胞。体性幹細胞の一。
しんけい‐こうさいぼう【神経膠細胞】
脳・脊髄の神経細胞の間を埋めて結合・支持の役をし、毛細血管との間を結んで栄養供給や物質代謝に関与する細胞。グリア細胞。膠細胞。