ちょうかん‐まく【腸間膜】
空腸・回腸などの腸管を包み、後腹膜からつり下がる腹膜のひだ。二重の腹膜が癒着したもので、薄いが強く、扇状に広がって長い腸を支持し、血管や神経が多数分布する。
ちょう‐ねんまく【腸粘膜】
腸壁を形成している粘膜。
ない‐まく【内膜】
体内器官の内側の膜。
なん‐まく【軟膜】
脳脊髄膜のうち最も内側にあり、脳脊髄を直接包んでいる膜。
にょうせいしょく‐かくまく【尿生殖隔膜】
骨盤隔膜とともに骨盤下口を覆う筋膜。骨盤隔膜前部浅層に位置する。深会陰横筋・尿道括約筋などからなり、男性では尿道、女性では尿道と膣(ちつ)が貫いている。
にょう‐まく【尿膜】
脊椎動物の羊膜類の発生でできる胚膜の一。尿嚢(にょうのう)を形成する。
ねん‐まく【粘膜】
消化管・呼吸器・排出器・生殖器などの内壁の、常に粘液で湿っている組織。
のう‐こうまく【脳硬膜】
脳を包んでいる3層構造の脳髄膜のうち、最も外側にある厚く硬い膜。硬膜のうち、脳を包んでいる部分。→脊髄硬膜 [補説]硬膜は内層と外層の2層構造になっている。脳硬膜の内層と外層は、ほとんどの部分で...
のうずい‐まく【脳髄膜】
脳を覆い包んでいる膜の総称。外側から硬膜・クモ膜・軟膜の3層をなす。下部は脊髄膜とつながっている。脳膜。
のうせきずい‐まく【脳脊髄膜】
脳と脊髄を覆う膜。外側から硬膜・蜘蛛(くも)膜・軟膜の3層よりなる。髄膜。