くるま‐おおじ【車大路】
室町時代から江戸時代にかけての京都の道路の名。 東山区の北端から左京区岡崎に至る現在の岡崎通りの白川以北、丸太町通りまでの通り。鳥居大路。広道。 [補説]白川以南三条粟田口までをいうこともあっ...
くるまやちょう‐どおり【車屋町通り】
京都市中京区を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の姉小路(あねやこうじ)通りに至る。全長約800メートル。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。
くろ‐しょいん【黒書院】
《「くろじょいん」とも》将軍や大名などの大規模な殿舎に設けられた書院。天井の格子、障子の縁、床框(とこがまち)に至るまで黒漆塗りとしたもの。多く、居間風の座敷として使われた。→白書院(しろしょいん)
くろねこ【黒猫】
《原題The Black Cat》ポーの短編小説。1843年発表。発作的に黒猫を惨殺したことから、あやまって妻を殺害して破滅するに至る男の病的な心理を推理小説的手法で描く。
くろ‐び【黒日】
暦注の一。万事に忌みつつしむべき大凶日で、無理に違反すると死に至るという。昔、暦に黒丸をつけて示した。受死日(じゅしび)。
クロロキン‐もうまくしょう【クロロキン網膜症】
《chloroquine retinopathy》クロロキン製剤の副作用で生ずる目の障害。視野の欠損、視力低下が主な症状で失明に至る例も多い。治療法は確立していない。
グレートディバイディング‐さんみゃく【グレートディバイディング山脈】
《Great Dividing Range》オーストラリア東部に連なる山脈。クイーンズランド州北東端のヨーク岬からニューサウスウェールズ州東部を南北に走り、ビクトリア州のメルボルン西側の平原に至...
グレーブ‐コンシークエンス【grave consequence】
《重大な結果の意》国交断絶に至るような外交上の重大事態。
けいじろうえんがわにっき【慶次郎縁側日記】
北原亜以子の連作時代小説。元同心の森口慶次郎を主人公とする。「小説新潮」誌に平成9年(1997)より晩年に至るまで連載。平成10年(1998)刊行の「傷」以降、シリーズ単行本は10冊を超え、番外...
けい‐ず【系図】
1 先祖から子孫に至る一族の系統を書き記した表。系譜。家譜。家系図。 2 由来。来歴。「古典派音楽の—をたどる」