げんろくはなみおどり【元禄花見踊】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「元禄風花見踊」。竹柴瓢助(たけしばひょうすけ)作詞、3世杵屋正次郎(きねやしょうじろう)作曲。明治11年(1878)東京新富座初演。元禄時代の上野の山の花見を題材に、遊...
こう‐えん【公演】
[名](スル)演劇・演芸・舞踊・音楽などを、公開の場で演じること。「全国—」
こうぎょう‐ビザ【興行ビザ】
演劇・演芸・歌謡・舞踊・演奏・スポーツなどの興行にかかわる芸能活動をする人に認められる入国許可。在留期間は1年まで。月20万円以上の報酬を受けることなど、いくつかの条件がある。
こう‐けん【後見】
[名](スル) 1 年少の家長・主人などの後ろだてとなって補佐すること。また、その役目の人。後(うし)ろ見(み)。 2 法律で、親権者のない未成年者や成年被後見人などを監護し、その財産の管理など...
こちょう【胡蝶/蝴蝶】
源氏物語第24帖の巻の名。貴公子たちが求愛する玉鬘(たまかずら)に養父源氏までが懸想するさまを描く。
「胡蝶楽」の略。
謡曲。三番目物。観世・宝生・金剛流。旅僧が梅を見ていると、胡蝶の精が...
こ‐てん【古典】
1 古い時代に書かれた書物。当代・現代からみて、古い時代に属する書物。「鴎外や漱石も若者にとっては—なのである」 2 学問・芸術のある分野において、歴史的価値をもつとともに、後世の人の教養に資す...
こてん‐げいのう【古典芸能】
日本で近世以前に創始され、現在も伝承・実演されている芸能。雅楽・能・狂言・歌舞伎・文楽・日本舞踊・邦楽・落語・講談など。ふつう、鑑賞を目的としたものをいい、民俗芸能などは含まない。
こ‐まい【小舞】
1 狂言方のまう舞で、小舞謡を地とする短いもの。狂言中の酒宴の場などに舞われるほか、黒紋付き袴(はかま)姿で地謡の謡によって、単独でも舞われる。狂言小舞。 2 歌舞伎の初期のころに演じられた舞踊...
こ‐まわり【小回り】
1 小さな円を描いて回ること。⇔大回り。 2 細かな身のこなし。また、状況に応じたすばやい動き。「—のきく自動車」 3 能や舞踊などで、舞台の一か所で小さく回ること。
こもり【子守】
歌舞伎舞踊。清元。増山金八作詞、清元斎兵衛作曲。五変化舞踊「大和い手向五字(やまとがなたむけのいつもじ)」の一つとして文政6年(1823)江戸森田座初演。江戸市井の子守女を舞踊化したもの。