やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
やまと‐まい【大和舞/倭舞】
1 日本固有の歌舞の一。大和地方の風俗歌舞で、礼拝を舞踊化したもの。鎮魂祭や大嘗祭(だいじょうさい)などに行われる。現在は舞人四人。大和歌に合わせて舞う。都舞。 2 神楽の一種で、1に由来した祭...
やまむら‐りゅう【山村流】
日本舞踊の流派の一。天保年間(1830〜1844)に大坂の振付師山村友五郎が創始。女流の地唄舞に特色をもつ。
やまんば‐もの【山姥物】
歌舞伎舞踊の一系統。能「山姥」、およびそれに基づく近松門左衛門の浄瑠璃「嫗(こもち)山姥」によったもの。常磐津(ときわず)・富本・清元など数多くあるが、常磐津「薪荷雪間市川(たきぎおうゆきまのい...
やり‐おどり【槍踊(り)】
大名行列の槍振りの動作を舞踊化したもの。歌舞伎では、元禄期(1688〜1704)に名女形水木辰之助が踊ったものが有名。
ヤンコー【秧歌】
《(中国語)》中国漢民族の民族舞踊。集団舞踊の部分と、二、三人で演じる簡単な物語の部分からなる。田植え踊りが起源といわれ、現在、中国北方の各省で祝祭日などに広く行われる。秧歌(おうか)。
ゆうぎり【夕霧】
源氏物語第39巻の巻名。光源氏50歳。夕霧の柏木未亡人に対する不首尾に終わった恋を描く。
源氏物語の登場人物。光源氏と葵の上との子。左大臣となる。雲井の雁(かり)の夫。
[1654〜167...
よう【踊】
[常用漢字] [音]ヨウ(漢) [訓]おどる おどり 1 おどり上がる。「踊躍」 2 おどり。ダンス。「舞踊」
よう‐ぶ【洋舞】
西洋舞踊。モダンダンスやバレエなどの総称。⇔日舞。
よしむら‐りゅう【吉村流】
日本舞踊の上方舞の流派の一。明治中期に吉村ふじが創始。繊細で軽妙な技法を特色とする。