かがみじし【鏡獅子】
新歌舞伎十八番の一。舞踊劇。長唄。本名題「春興(しゅんきょう)鏡獅子」。福地桜痴作詞、3世杵屋正次郎(きねやしょうじろう)作曲、2世藤間勘右衛門・9世市川団十郎振り付け。明治26年(1893)歌...
かぐら‐すず【神楽鈴】
神楽を舞うときに用いる鈴。小さい鈴を12個または15個つないで柄をつけたもの。歌舞伎舞踊の三番叟(さんばそう)などにも用いる。
かけ‐あい【掛(け)合い/懸(け)合い】
1 互いに掛けること。「技の—」「水の—」 2 要求などについて先方と話し合うこと。交渉。談判。「地主に—に行く」 3 一つの事を二人以上が交互にすること。また、その演芸。掛け合い話、掛け合い万...
かさね【累】
承応・寛文(1652〜1673)ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
かしま‐おどり【鹿島踊(り)】
1 民俗芸能の一。鹿島の事触(ことぶ)れの影響がみられる、多くは青年たちによる集団舞踊。神奈川県小田原市を中心とした足柄地方、静岡県熱海市周辺から伊豆半島東海岸などに分布。弥勒(みろく)踊り。 ...
カタック【(ヒンディー)kathak】
インド北部地方に広く伝承されている舞踊。あいさつの部分、複雑なステップを踏む部分、黙劇的部分の三つから構成されており、足首にはそれぞれ100個以上の鈴を巻きつけて踊る。
カタルーニャ‐こくりつげきじょう【カタルーニャ国立劇場】
《Teatre Nacional de Catalunya》スペイン北東部の都市バルセロナにある劇場。1996年に開設。カタルーニャの建築家リカルド=ボフィル=レビの設計による、ギリシャ神殿を模...
カターカリ【(ヒンディー)kathākalī】
インド西南部のケララ州に伝承される舞踊劇。ラーマーヤナやマハーバーラタを題材に、色彩豊かな独特のメーキャップと派手な衣装で演じられる。
かっ‐こ【羯鼓】
1 雅楽に用いる打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏の速度・長短を指揮する主要楽器として使う。長さ約30センチの鼓胴の両側に直径約23センチの馬革の鼓面を固定し、...
かっぽれ
大道芸の一。江戸末期、住吉踊りの影響を受けて願人坊主が始めたもの。明治中期が全盛で、歌舞伎・寄席にも取り入れられた。また、その際にうたわれる俗謡。
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「初...