穴(あな)をあ・ける
1 金を使い込む。欠損を生じさせる。「家計に—・ける」 2 事故などで事の進行に支障をきたし、空白をつくる。「舞台に—・ける」「文集のページに—・ける」
アバトーン【至高聖所】
松村栄子の短編小説。とある学園都市を舞台に、寮でルームメイトになった二人の女子大学生のキャンパスライフを描く。平成3年(1991)、雑誌「海燕」に掲載。第106回芥川賞受賞。
あばれ【暴れ】
1 暴れること。さわぎまわること。 2 歌舞伎などの囃子(はやし)で、太鼓を主とした演奏。荒事の出端(では)や立ち回りなどに使用。
あばれ‐たんぜん【暴れ丹前】
1 歌舞伎で、暴れ者に扮(ふん)する役者の着る丹前。また、暴れ者の役。 2 歌舞伎の下座音楽で、1の出端(では)のときなどに笛と太鼓で奏する囃子。
あ・びる【浴びる】
[動バ上一][文]あ・ぶ[バ上二] 1 上から注がれた物を身に受ける。 ㋐水・湯などを勢いよくからだに受ける。「シャワーを—・びる」「ひと風呂—・びる」「—・びるほど酒を飲む」 ㋑細かいものや光...
アフター‐トーク
《(和)after+talk》興行の終了後に開かれる小規模の座談会。多く舞台公演で催され、出演者・作家・演出家を交えたりゲストを招いたりするなどして行われる。ポストパフォーマンストーク。ポストトーク。
アブキール【Aboukir】
エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアの北東約15キロメートルにある村。アブキール湾の西端に位置する。1798年にネルソン率いる英国海軍がナポレオン1世のフランス艦隊を破った、アブキール湾の戦い...
あぶらや‐おこん【油屋お紺】
歌舞伎狂言「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の女主人公。伊勢古市油屋の遊女。愛人福岡貢(みつぎ)が探している名刀の鑑定書を得るために、貢に心にもない愛想づかしを言う。思い違いをした貢は...
あま【安摩/案摩】
雅楽の舞曲。唐楽。壱越(いちこつ)調の曲。二人舞(時に一人舞)で、舞人は笏(しゃく)を持ち、巻纓(けんえい)冠に安摩の面(おもて)をつける。答舞(とうぶ)の「二の舞」を伴う。安摩の舞。→二の舞
あま・える【甘える】
[動ア下一][文]あま・ゆ[ヤ下二] 1 かわいがってもらおうとして、まとわりついたり物をねだったりする。甘ったれる。「子供が親に—・える」 2 相手の好意に遠慮なくよりかかる。また、なれ親しん...