あら‐くれ【荒くれ】
気性や振る舞いが荒々しいこと。また、その人。「—男」 [補説]書名別項。→あらくれ
あらくれ‐もの【荒くれ者】
気性が荒く、振る舞いの乱暴な者。
あら‐く・れる【荒くれる】
[動ラ下一][文]あらく・る[ラ下二](多く「あらくれた」の形で用いる)気質が荒く、乱暴に振る舞う。「—・れた男たちの集まり」
あら‐ごと【荒事】
1 歌舞伎で、武士や鬼神などの荒々しさを誇張して演じること。また、その演出様式やそれを演じる狂言。創始者とされる初世団十郎以来市川家のお家芸で、江戸歌舞伎の特色。→和事(わごと) →実事(じつご...
あらごと‐し【荒事師】
1 歌舞伎で、荒事を得意とする役者。 2 荒っぽい仕事をする人。
あらし【荒(ら)し】
1 (名詞の下に付き、接尾語的に用いて)無法な行いや強引な振る舞いなどで、損害を与えたり迷惑をかけたりすること。また、その者。「道場—」「ビル—」 2 電子掲示板(BBS)・チャット・SNSなど...
あらし‐やま【嵐山】
京都市西部にある山。大堰(おおい)川南岸に位置し、標高381メートル。桜・紅葉の名所。
謡曲。脇能物。金春禅鳳(こんぱるぜんぽう)作。勅使が吉野から移された嵐山の桜をたたえると、蔵王権現と木...
あらま・し【荒まし】
[形シク]自然の状態や、人の振る舞い・性格が荒々しい。「風の音なひも—・しうて」〈狭衣・四〉
あられ‐も‐な・い
[形][文]あられもな・し[ク]《動詞「ある」の未然形に可能の助動詞「れる」が付いた「あられる」の名詞形「あられ」に、係助詞「も」、形容詞「ない」が付いてできた語。ありうべくもない、の意》 1 ...
ありゃ‐ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。ありゃりゃ。 2 歌舞伎のかけ声。 ㋐捕り方が犯人をおどかすためのかけ声。 ㋑荒事で、大勢が主役に対してかける声。