わかい‐しゅ【若い衆】
1 年の若い男。若者。若い者。「町内の—」 2 若い使用人。商家では小僧・丁稚(でっち)より年上の若い使用人。若い者。 3 歌舞伎で、最下級の役者。若い者。 4 歌舞伎の楽屋、芝居茶屋、遊郭など...
わかくさものがたり【若草物語】
《原題Little Women》オルコットの自伝的長編小説。1868年に第一部、翌年第二部を発表。南北戦争時代のアメリカを舞台に、マーチ家の4人姉妹の暮らしを描く。姉妹の成長後の姿を描いた続編も...
わか‐しゅ【若衆】
1 年若い者。若者。若い衆。 2 美少年。特に、男色の対象となる少年。ちご。「ほれた—と参会の夜」〈仮・犬枕〉 3 江戸時代、元服前の前髪姿の少年。「さもいつくしき女房たち、又は—も打ち交じり」...
わかしゅ‐かぶき【若衆歌舞伎】
初期歌舞伎の形態の一。寛永6年(1629)女歌舞伎禁止のあとに台頭したもので、前髪のある美少年の舞踊を中心とした。承応元年(1652)男色による弊害から禁止され、以後は野郎歌舞伎となる。
わかしゅ‐がた【若衆方】
歌舞伎で、美少年に扮する俳優。また、その役柄。
わか・ぶ【若ぶ】
[動バ上二]若々しく見える。若々しく振る舞う。「いといたく—・びて」〈源・若菜下〉
わか‐ぶ・る【若振る】
[動ラ五(四)]若い振りをする。また、若々しく振る舞う。「—・った服装」
わかやぎ‐りゅう【若柳流】
日本舞踊の流派の一。明治26年(1893)初世花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)門下の芳松が、若柳吉松(のち寿童)を名のって創始。現在は多くの派に分裂している。
わがまち【わが町】
《原題Our Town》T=N=ワイルダーの戯曲。3幕。1938年ニューヨークにて初演、刊行。同年ピュリッツァー賞を受賞。1940年、サム=ウッド監督により映画化。小さな町を舞台に、人生や、生と...
わが‐まま【我が儘】
[名・形動]自分の思いどおりに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手。「—を通す」「—な人」
[連語]《代名詞「わ」+助詞「が」+名詞「まま」》自分の思いのまま。「—に誇...