あか‐てる【赤照る】
歌舞伎などで、火事場や日の出などの場面に舞台を赤く見せるために燃やす薬品。また、その赤い火。→青照る
あか‐ひも【赤紐】
1 赤い色のひも。 2 大嘗祭(だいじょうさい)などの神事のとき、小忌衣(おみごろも)の右肩につけて前後に垂れ下げた赤色のひも。古くは赤1色、のちには蝶や鳥を描いた赤色と黒色のひも。 3 舞人が...
あかめしじゅうやたきしんじゅうみすい【赤目四十八滝心中未遂】
車谷長吉の長編小説。平成10年(1998)刊行。同年、第119回直木賞受賞。平成15年(2003)映画化。物語の舞台となる赤目四十八滝は三重県名張市にあり、「あかめしじゅうはったき」と読む。
アガトンものがたり【アガトン物語】
《原題、(ドイツ)Geschichte des Agathon》ウィーラントの長編小説。1766年から1767年にかけて発表。ギリシャを舞台に、青年アガトンの精神的成長を描く。ドイツ教養小説の先...
あき‐おさめ【秋収め】
秋の取り入れ。秋の収穫。また、その終了祝い。秋仕舞い。秋上げ。《季 秋》「門庭の賑はふ月夜—/月斗」
あき‐きょうげん【秋狂言】
歌舞伎の秋季興行。また、その演目。江戸時代、通例は陰暦9月9日から10月15日まで行われた。俳優の契約切れを控えた年度末興行なので、お名残狂言ともいう。
あきはばらアットディープ【アキハバラ@DEEP】
石田衣良の長編小説。平成14年(2002)発表、平成16年(2004)刊行。秋葉原を舞台に、社会から脱落してしまった若者達の闘いを描く。
あきゆり‐とう【秋勇留島】
歯舞群島南部の島。第二次大戦前はコンブやカニ漁の基地だった。大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
あく‐がた【悪形/悪方】
歌舞伎で、悪人の役。また、それを専門に演じる俳優。敵役(かたきやく)。悪人形(あくにんがた)。
あくぎゃく‐むどう【悪逆無道】
[名・形動]度の過ぎた悪逆であること。道に背いたひどい行いであること。また、そのさま。あくぎゃくぶとう。「—な振る舞い」