きき‐づら・い【聞き辛い】
[形][文]ききづら・し[ク] 1 音声がよく聞き取れない。聞き取りにくい。聞きにくい。「雑音が入って—・い放送」 2 質問するのがためらわれる。聞きにくい。「人前では—・い」 3 聞くにたえな...
ききとも‐な・い【聞きとも無い】
[形][文]ききともな・し[ク]《「ききたくもない」の転じた「ききとうもない」の音変化。近世語》聞く気もしない。聞くのもいやだ。聞き苦しい。「えい—・い、え知れぬ人のあだ名を立て」〈浄・天の網島〉
きき‐にく・い【聞き難い/聞き悪い】
[形][文]ききにく・し[ク] 1 聞き取るのが困難である。聞き取りにくい。聞きづらい。「—・い電話の声」 2 質問などするのがためらわれる。聞きづらい。「ここでは話が—・い」「—・いことをあえ...
き‐しんど【気しんど】
[形動][文][ナリ]気づかれのするさま。また、心苦しいさま。気の毒だ。「前から見て居るに、—でならぬ」〈浄・伊賀越〉
き‐すぐ【生直】
[形動][文][ナリ]《「きすく」とも》まじめで堅苦しいさま。きまじめ。「—な人」
きたな‐び・る【汚びる/穢びる】
[動ラ下二]見苦しい、また、卑怯(ひきょう)な振る舞いをする。「—・れて敵に笑はるな」〈太平記・五〉
きっ‐くつ【詰屈/佶屈】
[名・形動](スル) 1 かがまって、伸びがないこと。曲がりくねっていること。「—した老梅の幹」〈谷崎・春琴抄〉 2 堅苦しいこと。特に、文章や字句が堅苦しくてわかりにくいこと。また、そのさま...
切(き)っ刃(ぱ)を回(まわ)・す
1 《腰の刀を鞘(さや)ごと回して引き抜く態勢をとることから》刀を抜こうとする。「御返答によって浪人の切れ味お目にかけると、—・し」〈浄・浪花鑑〉 2 刀を振り回す。「—・せば取っつかまへて、か...
きゅう‐きょう【窮境】
非常に苦しい境遇・立場。窮地。「—に陥る」
きゅう‐くつ【窮屈】
[名・形動] 1 空間や場所にゆとりがなく、自由に動きがとれないこと。また、そのさま。「—な服」「座席が—になる」 2 思うようにふるまえず気詰まりであること。また、そのさま。「お偉方ばかりで—...