あけび‐このは【通草木の葉】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ、前翅は褐色で枯れ葉に似る。翅を開くと、橙(だいだい)色の地に巴(ともえ)形の黒紋のある後ろ翅が現れる。夜、果実に集まり、汁を吸う。幼虫は芋虫で、アケビ・...
あさ‐の‐は【麻の葉】
1 麻の葉の形に似た幾何学的文様。 2 麻の葉をかたどった紋所。
あした‐ば【明日葉/鹹草】
セリ科の多年草。海岸近くに生え、高さ約1メートル。茎や葉を切ると黄色い汁が出る。葉は複葉で厚く、冬でも緑色。秋、多数の黄色い小花が集まって咲く。葉を摘んでも翌日若葉が出てくるほど強いので、この名...
あずま‐ことば【東言葉】
東国地方の言葉。関東方言。
あそばせ‐ことば【遊ばせ言葉】
「御免あそばせ」「お出かけあそばせ」のように、文末などに「…あそばせ」を用いる女性の言葉遣い。転じて、女性のきわめてていねいな、上品ぶった口のきき方。→遊ばす3
あそび‐ことば【遊び言葉】
話しはじめや話のつなぎとしてさしはさむ、内容には直接関係のない言葉。「あのう」「ええと」の類。
あだし‐ことば【徒し言葉】
口先だけで誠意のない言葉。「—の人ごころ」〈謡・班女〉
あつ‐よう【厚様/厚葉】
厚手の鳥の子紙・雁皮紙(がんぴし)。また、一般に厚手の和紙。⇔薄様(うすよう)。
あめつち‐の‐ことば【天地の詞】
平安初期の、手習いの教材。仮名48文字を重複しないように使って作ったもの。「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔...
いさ‐は【斑葉】
1 植物の葉に白や黄などの斑点やすじのできたもの。斑(ふ)入りの葉。 2 ごましお頭のたとえ。「にん間(げん)も—だと、ごうせいおもしろ味があるのウ」〈魯文・安愚楽鍋〉