はす【蓮】
《「はちす」の音変化》ハス科の水生の多年草。根茎は節が多く、晩秋に末端部が肥厚し、蓮根(れんこん)といい、食用。葉は円形で長い柄をもち水上に出る。夏、水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・白色などの大き...
はす‐いけ【蓮池】
ハスの生えている池。《季 夏》
はす‐いと【蓮糸】
ハスの繊維で作った糸。俗に、極楽往生の縁を結ぶという。はすのいと。
はす‐いも【蓮芋】
サトイモ科の多年草。全体はサトイモに似て、塊根は小さくて食用にならないが、長い葉柄は食用。暖地で栽培される。しろいも。
はすきり‐ばな【蓮切り鼻】
低くて、穴が蓮根(れんこん)の切り口のように上を向いた鼻。「たらい口に—」〈浄・振袖始〉
はす‐ぐち【蓮口】
じょうろの先に取り付ける部品。細かい穴が多数あり、広く均等に水を撒くことができる。ハスの花托(かたく)に似るところからの名。はすくち。
はす‐だ【蓮田】
ハスを栽培する田。れんこん畑。
はすだ【蓮田】
埼玉県中東部の市。宅地化が著しい。ナシの産地。大宮台地にあり、縄文時代の遺跡が多い。人口6.3万(2010)。
はすだ‐し【蓮田市】
⇒蓮田
はすっ‐ぱ【蓮っ葉】
[名・形動]「はすは」の音変化。「—な娘」