あか‐えび【赤蝦】
クルマエビ科のエビ。体長約10センチで、赤色。むきえびなどにして食用。
あかざ‐えび【藜海老】
十脚目アカザエビ科のエビ。房総半島以南の太平洋沿岸に分布。食用。体長約25センチ。大きなはさみ脚をもち、黄赤色。
あき‐あみ【秋醤蝦】
十脚目サクラエビ科の甲殻類。体長約4センチでサクラエビに似るが、第一胸脚にはさみをもち、死ぬと白くなる。瀬戸内海・有明海・富山湾などに産し、干しえびや塩漬けなどにする。
あま‐えび【甘海老】
ホッコクアカエビのこと。
あみ【醤蝦】
アミ目の甲殻類の総称。体長約1センチ。体形はエビに似る。日本近海にはイサザアミ・コマセアミなどが分布し、プランクトンとして魚のえさとなる。塩辛・佃煮(つくだに)など食用にする。あみざこ。
いせ‐えび【伊勢海老／伊勢蝦】
十脚目イセエビ科の甲殻類。岩礁にすむ大形のエビで体長約35センチに達する。宮城県北部から南の太平洋岸に分布。名は、もと伊勢湾で多くとれたことに由来。美味。祝儀用や正月の飾り物に用いられる。《季 ...
うちわ‐えび【団扇海老】
十脚目ウチワエビ科のエビ。海の砂泥底にすむ。体長17センチくらい、紫褐色。頭胸部は扁平で団扇形、第2触角も平たい。甲羅の表面はざらつき、縁は鋸歯(きょし)状。日本中部からオーストラリアにかけて分...
えび【海老／蝦】
１ 十脚目に属する甲殻類のうち、短尾下目（カニ類）と異尾下目（ヤドカリ類）を除くすべての種の総称。海水または淡水にすむ。体は頭胸部と腹部に区別される。頭胸部は1枚の甲殻で覆われ、二対の触角、五対...
おき‐あみ【沖醤蝦】
甲殻綱オキアミ目の節足動物の総称。エビに似るが、えらが露出していることなどが異なる。体長1〜5センチ。ナンキョクオキアミなどがあり、プランクトンとして世界の海洋に広く分布し、魚類やヒゲクジラの餌...
おとひめ‐えび【乙姫蝦】
十脚目オトヒメエビ科のエビ。体長6センチくらい。体色は透明で深紅色の横縞がある。房総以南の太平洋、インド洋に分布。
