つゆわけ‐ごろも【露分け衣】
露の多い草の中などを分けて行くときに着る衣。「夏草の—着けなくに我が衣手の乾(ふ)る時もなき」〈万・一九九四〉
つら‐だし【面出し】
[名](スル)顔を出すこと。あいさつに行くこと。顔出し。
つれ【連れ】
1 一緒に伴って行くこと。一緒に行動すること。また、その人。同伴者。「大阪まで車中の—ができる」「—があるので失礼します」「お—さま」 2 (ふつう「ツレ」と書く)能の役柄で、シテまたはワキに従...
つれ‐さ・る【連(れ)去る】
[動ラ五(四)]人を連れてよそへ行く。人を連れて行方をくらます。「何者かに—・られる」
つれ‐だ・つ【連(れ)立つ】
[動タ五(四)]一緒に行く。伴って行く。「—・って遊園地に出かける」
つれ‐な・い
[形][文]つれな・し[ク] 1 思いやりがない。薄情である。冷淡である。「—・い態度」「—・い仕打ち」 2 そしらぬふりをするさま。よそよそしい。「白露の上は—・く置きゐつつ萩の下葉の色をこそ...
づたい【伝い】
[語素]《動詞「つた(伝)う」の連用形から》名詞の下に付いて、それを伝わって行く意を表す。「線路—の道」「浜—に行く」
て‐あらい【手洗い】
[名](スル) 1 手を洗うこと。また、それに用いる水や器。 2 便所。お手洗い。「—に行く」 3 洗濯機を使わず、手で洗濯すること。「セーターを—する」
てい‐さい【体裁】
1 外から見た感じ・ようす。外見。外観。「料理を—よく盛りつける」 2 世間の人の目にうつる自分のかっこう。世間体。みえ。「—ばかりを取り繕う」「パーティーに一人で行くのは—が悪い」 3 それら...
てい‐でん【逓伝】
[名](スル) 1 次から次へと伝えること。逓送。「声はテントの奥へ—されて行く」〈大岡・俘虜記〉 2 宿(しゅく)継ぎで送ること。また、その宿継ぎの人足や車馬。