ひくい‐どり【火食鳥/食火鶏】
ヒクイドリ目ヒクイドリ科の鳥の総称。体形はダチョウに似て、頭高約1.8メートル。羽は黒色で、頭は裸出し、首は青色、のどに赤い肉垂れがあり、頭頂に兜(かぶと)状の突起をもつ。翼は退化し、足指は3本...
ひし‐しょくぶつ【被子植物】
種子植物の一門。約27万種以上が含まれ、最も進化した植物群。心皮が胚珠(はいしゅ)を包んで子房になり、重複受精を行う。かつては双子葉植物と単子葉植物に二分されたが、もっとも新しい植物分類体系であ...
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りんぺん)状の葉が密に対生する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、球形の実を結ぶ。材は淡...
ひゃっ‐かん【百貫】
[名] 1 1貫の100倍の重さ。また、非常に目方の重いこと。 2 銭1貫の100倍。また、非常に価値あるもののたとえ。「男は裸が—」〈浮・五人女・一〉 [副]はるかに。ずっと。「使ひつけた...
ビリケン【Billiken】
頭がとがり、眉がつり上がった裸の人形で、米国の福の神。1908年、米国の女流美術家が考案し、当時の大統領タフトの愛称Billyから名づけられた。日本には明治末年に輸入され、お守りやマスコットとし...
ぴた‐ぴた
[副] 1 平手でたたいたり、裸足(はだし)で歩いたりする音を表す語。ぺたぺた。「廊下を—と歩く」 2 物がぴったりと付くさま。「湯上りの素足が凍えた。岩に—吸いついた」〈康成・温泉宿〉 [...
ピーピング‐トム【Peeping Tom】
のぞき見をする男。のぞき魔。出歯亀(でばがめ)。昔、英国で、領民のために、裸になった領主の妻をのぞき見したトムという男の名にちなむ。
ふ【婦】
[音]フ(漢) ブ(呉) [訓]よめ おんな [学習漢字]5年 1 夫のある女。人妻。「家婦・寡婦(かふ)・主婦・新婦・先婦・夫婦(ふうふ)」 2 成人した女。「婦女・婦人/賢婦・娼婦(しょうふ...
ふう‐じん【風神】
風をつかさどる神。ふつう、裸形で風袋をかついで空を駆ける姿に描かれる。寺内では、千手観音の二十八部衆に付して雷神とともに安置される。風の神。→風天(ふうてん)
ふとん【蒲団/FUTON】
(蒲団)田山花袋の小説。明治40年(1907)発表。中年の作家竹中が、美貌の弟子芳子に寄せる恋と嫉妬(しっと)の思いを赤裸々に描く。最初の私小説とされ、その後の自然主義文学に大きな影響を与えた...