アイ‐アイ‐エス‐アイ【IISI】
《International Iron and Steel Institute》国際鉄鋼協会。各国の製鋼業者や鉄鋼協会・研究機関が会員。1967年設立。本部はベルギーのブリュッセル。2008年に...
エルディー‐ほう【LD法】
オーストリアのリンツ(Linz)とドナビッツ(Donawitz)にある製鉄所で工業化された、転炉製鋼法の一。溶けた鋼に酸素を吹きつけて精製する。純酸素転炉法。
エルー【Paul Louis Toussaint Héroult】
[1863〜1914]フランスの冶金(やきん)学者。電気分解による金属アルミニウム製法(ホール‐エルー法)や電気製鋼炉(エルー炉)を発明した。
エレクトロスターリ【Elektrostal'/Электросталь】
ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。1928年までの旧称ザチシエ。首都モスクワの東約50キロメートルに位置する。ロシア革命後、電気製鋼業、重工業が発展し、同国有数の企業が集まる。
えんきせい‐せいこうほう【塩基性製鋼法】
ドロマイト・マグネシアなどの塩基性の耐火材を用いた製鋼法の総称。
かがみ‐せん【鏡銑】
マンガン10〜35パーセント、炭素4〜5パーセントを含む銑鉄。破面が鏡状であるところからいわれる。転炉での製鋼で脱酸剤として用いる。鏡鉄(きょうてつ)。
クルップ【Alfred Krupp】
[1812〜1887]ドイツの製鋼業者。兵器や鉄道部品・車両などの生産で成功し、世界的軍需重工業コンツェルン、クルップ社を形成。
グラバー‐てい【グラバー邸】
幕末に来日した英国商人トーマス=グラバーが1863年、長崎南山手に完成させた邸宅。日本人大工の手による日本最初の洋風住宅。平成27年(2015)「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産...
けいせき‐れんが【珪石煉瓦】
珪石を主成分とする、酸性耐火煉瓦。製鋼用の平炉などの築造材料として用いる。
ゲルゼンキルヘン【Gelsenkirchen】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方に位置し、石炭の採掘により発展。製鉄、製鋼、繊維、ガラスなどの工業が行われた。動物園が有名。