さいきゅうき【西宮記】
平安時代の有職故実書。源高明著。村上天皇のころの公事(くじ)や朝儀、臨時の儀式、作法・装束・制度などについて漢文で解説。西宮日記。西宮抄。さいぐうき。せいきゅうき。
さいぐうき【西宮記】
⇒さいきゅうき
せいきゅうき【西宮記】
⇒さいきゅうき(西宮記)
さい‐きょう【西京】
1 西の都。特に、東京に対して京都。 2 平城京・平安京などで、朱雀大路の西側の地域。右京。西の京。
さいきょう‐じ【西教寺】
滋賀県大津市坂本にある天台宗真盛(しんぜい)派の総本山。山号は戒光山。聖徳太子の草創と伝える。文明18年(1486)真盛が中興、念仏の根本道場とした。客殿は伏見城の遺構という。境内に明智光秀の墓...
さいきょう‐づけ【西京漬(け)】
西京味噌に魚の切り身を漬けたもの。
さいきょう‐は【西教派】
西教寺を総本山とする天台宗の一派。真盛(しんぜい)派。
さいきょう‐みそ【西京味噌】
主に京都で作られる、米こうじを多く使った甘みのある白味噌。
さいきょう‐やき【西京焼(き)】
西京漬けの白身魚を焼いたもの。
さいぎょう‐かずき【西行被き】
「富士見西行」の中の絵姿のように、笠をあみだにかぶること。あみだかぶり。→富士見西行「竹笠を—に、雪打ち払ひ」〈浮・織留・二〉