おんな‐おや【女親】
女のほうの親。母親。母。⇔男親。
かえ‐おや【替(え)親】
「契約親(けいやくおや)」に同じ。
かた‐おや【片親】
1 両親のうちのどちらか一方。「—を失う」⇔二親(ふたおや)。 2 両親のうち一方がいないこと。また、その残っている親。「—に育てられる」
かね‐おや【金親/銀親】
資金を出す人。出資者。金元(かねもと)。「女房は—の人質になして」〈浮・胸算用・三〉
かね‐おや【鉄漿親】
「御歯黒親(おはぐろおや)」に同じ。
カフカのちちおや【カフカの父親】
《原題、(イタリア)Il babbo di Kafka》イタリアの幻想文学作家、ランドルフィの短編小説。1942年の作品。
かり‐おや【仮親】
1 実の親に代わって養育する人。養父母。養い親。 2 結婚・養子縁組・奉公などの際に、一時的に名義上の親となる人。親代わり。 3 未成年の子の儀礼に際し、実の親に代わって行事をつかさどる仮の親。...
きん‐しん【近親】
[名・形動] 1 血縁の近い親族。 2 主君のそば近くに仕える親しい臣下。近臣。 3 きわめて親しいこと。また、そのさま。「主人公は作者にもっとも—な存在だという事実に」〈中村光夫・風俗小説論〉
ぎ‐しん【議親】
律令制の六議(りくぎ)の一。天皇の五等親までの親族、太皇太后・皇太后の四等親までの親族、皇后の三等親までの親族に与えられた刑法上の特典。
くに‐の‐おや【国の親】
1 天皇。また、太上天皇。「—となりて、帝王の上なき位に」〈源・桐壺〉 2 皇后。また、天皇の生母。国母(こくも)。「—ともて騒がれ給ひ」〈紫式部日記〉