げんごちょうかく‐し【言語聴覚士】
音声障害・失語症などの言語障害、聴覚障害のある人の検査・指導・訓練などを担当する専門職。国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。
げんご‐ちりがく【言語地理学】
言語の地理的分布を研究して比較検討し、その地域における言語の歴史を再構成する言語学の一部門。言語地図を作成し、地理的社会的諸条件の中でのその言語現象の歴史を調べる。言語史研究の上で文献資料による...
げんご‐ちりょうし【言語治療士】
言語障害についての治療や訓練を行い、社会復帰を助ける人。言語療法士。スピーチ‐セラピスト。ST。
げんごとちんもく【言語と沈黙】
《原題Language and Silence》スタイナーの評論。1968年刊。現代人のコミュニケーションについて論じる。
言語(げんご)に絶(ぜっ)・する
言葉で言い表すことができない状況・程度である。言語を絶する。「—・する光景」
げんごにとってびとはなにか【言語にとって美とは何か】
吉本隆明による評論。古典から現代の作品まで、小説・戯曲・詩歌など多くの文学作品を引用しつつ言語表現について分析する。昭和36年(1961)から昭和40年(1965)にかけて「試行」誌に連載したも...
げんごのきげんについてのろんこう【言語の起源についての論考】
《原題、(ドイツ)Abhandlung über den Ursprung der Sprache》ヘルダーの著作。1772年発表。言語の起源について「理性即言語」とする関係性を言語学史上初めて...
げんご‐ひいそん【言語非依存】
《「げんごひいぞん」とも》ソフトウエアの機能やインターフェースなどがプログラミング言語に依存せず、異なるプログラミング言語でも同様に利用できること。言語中立。→言語依存
げんご‐びがく【言語美学】
文体論の一。文学作品の文体がもつ美的効果を作者の個性との関連において解明しようとする学問。
げんご‐ぶんせき【言語分析】
分析哲学の方法の一。日常言語学派による日常言語の用法分析や論理実証主義による言語の論理分析などがある。