ごく‐ねち【極熱】
「ごくねつ(極熱)」に同じ。「—の頃は、誰も誰もをさをさ内へも参り給はず」〈宇津保・沖つ白浪〉
ござ‐あ・る【御座有る】
[動ラ四] 1 「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「それにゆるりと—・れ」〈虎清狂・泣尼〉 2 「ある」の意の尊敬語。おありになる。「やがてお大名にならせらるる御瑞相が—・るほど...
ござ・る【御座る】
[動ラ四]《四段動詞「ござある」の連体形「ござある」の音変化》 1 「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「お奏者はどこもとに—・るぞ」〈虎明狂・餅酒〉 2 「ある」の意の尊敬語。お...
ごダブリュー‐いちエッチ【5W1H】
文章などで、物事を正確に伝えるための六つの要素。when(いつ)、where(どこで)、who(誰が)、what(何を)、why(なぜ)、how(どのように)の頭文字から。
さき‐だち【先立ち】
先に立って人を導くこと。行列の先頭に立つこと。また、その人。「誰やらお客でも—して来る様子である」〈小杉天外・魔風恋風〉
さき‐で【裂き手】
ひびやあかぎれなどで荒れた手。「誰(た)が—、—そもや我が手取らすもや」〈皇極紀・歌謡〉
さ‐ごろも【狭衣】
《「さ」は接頭語》ころも。衣服。「人妻に言ふは誰(た)がこと—のこの紐(ひも)解けと言ふは誰がこと」〈万・二八六六〉
さし‐わ・く【差し分く】
[動カ四]ことさらに区別する。「—・きては心よからぬ事こそ侍れ」〈宇津保・蔵開中〉 [動カ下二] 1 に同じ。「玉江こぐ蘆かり小舟—・けて誰をたれとか我は定めん」〈後撰・雑四〉 2 分割す...
させ‐もぐさ【差艾/指焼草】
「さしもぐさ」の音変化。「思ひだにかからぬ山の—誰(たれ)かいぶきのさとは告げしぞ」〈枕・三一八〉
さや‐か【明か/清か】
[形動][文][ナリ] 1 さえて明るいさま。「星が—な光を放つ」 2 音・声がさえてよく聞こえるさま。「振鈴(しんれい)の響—に聞こゆるは」〈樗牛・滝口入道〉 3 さわやかなさま。爽快なさま。...