あん【諳】
[音]アン(漢) [訓]そらんずる そらで言う。「諳記・諳誦」 [補説]「暗」と通用する。
あん‐き【暗記/諳記】
[名](スル)文字・数字などを、書いたものを見ないでもすらすらと言えるように、よく覚えること。「英単語を—する」「丸—」「—力」
あん‐しょう【暗唱/暗誦/諳誦】
[名](スル)暗記したことを口に出して唱えること。あんじゅ。「詩を—する」
あん‐じゅ【暗誦/諳誦】
「あんしょう(暗誦)」に同じ。「無文の人俄(にはか)に杜氏全集を—する者あり」〈心学奥の桟〉
そらん・じる【諳んじる】
[動ザ上一]「そら(諳)んずる」(サ変)の上一段化。「歌詞を—・じる」
そらん・ずる【諳んずる】
[動サ変][文]そらん・ず[サ変]《「そらにす」の音変化》書いたものを見ないでそのとおりに言う。そらで覚える。暗誦する。そらんじる。「条文を—・ずる」