たまむし‐の‐ずし【玉虫の厨子】
法隆寺に伝わる飛鳥(あすか)時代の宮殿形厨子。檜造り、外面は黒漆塗り。高さ226.6センチ。須弥座(しゅみざ)上の宮殿形は入母屋造り・錏葺(しころぶ)きで当代の建築様式を伝え、各部に施された透か...
たもんいんにっき【多聞院日記】
興福寺多聞院の院主の長実房英俊ほかの日記。46冊。文明10年(1478)から元和4年(1618)に至る。戦国時代から近世初期の社会・文化を知る貴重な史料。
たん‐きゅう【探求】
[名](スル)あるものを得ようとしてさがし求めること。さがし出して手に入れようとすること。「幸福の—」「貴重本の所在を—する」
たんすい‐レンズ【淡水レンズ】
周囲を海に囲まれた島や半島において、海水を含む帯水層の上部に、密度差によって浮かんでいる凸レンズ状の淡水域。大きな湖沼や河川がない離島などで、貴重な水源として利用される。
だいがくきょうどうりよう‐きかん【大学共同利用機関】
個々の大学では整備できない大規模な施設・設備や大量のデータ、貴重な資料などを全国の大学に提供する日本の学術研究機関。国立大学法人法に基づいて大学共同利用機関法人が設置。総合研究大学院大学の学生に...
ちくしょきねん【竹書紀年】
中国の史書。14編。281年、汲県(河南省)で魏(ぎ)の襄王の墓から発掘されたもので、竹簡に古体文字で書かれていた。夏から戦国時代の魏の前半までの事跡を記した編年史といわれる。宋代に散佚(さんい...
ちょう‐ほう【重宝】
[名・形動](スル) 1 貴重な宝物。じゅうほう。「先祖伝来の—」 2 便利で役に立つこと。便利なものとして常に使うこと。また、そのさま。調法。「使いやすく—な道具」「—している辞書」 3 貴重...
ちん‐き【珍貴】
[名・形動]珍しくて貴重であること。また、そのさま。「—な品」
ツォルフェラインたんこう‐あと【ツォルフェライン炭鉱跡】
《Zollverein》ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州、ルール工業地帯の中心都市、エッセン北部にある炭鉱跡。19世紀半ばに採炭が始まり、20世紀初頭に最盛期を向かえ、1986年ま...
てんぐ‐じょう【天具帖/典具帖】
楮(こうぞ)の良質の繊維で作った薄くて柔らかい和紙。貴重品の包み紙、木版の版下などに利用。江戸時代に美濃の郡上(ぐじょう)郡で漉(す)かれ、現在は高知県の特産。天具帖紙。