にだん‐かくめい【二段革命】
社会主義社会の実現には、封建制を打倒する市民革命と、資本主義を否定する社会主義革命の二つの段階が必要であるとする立場。
にっ‐けい【日系】
1 企業などが日本の資本で経営されていること。また、日系人によって経営されていること。「—企業」「ホノルルの—紙」→外資系 2 「日系人」の略。「ブラジルの—社会」「—アメリカ人」
にっけい‐きぎょう【日系企業】
外国で活動する日本企業。また、資本の一定割合を日本企業が支配している企業。→外資系企業
にっ‐てい【日帝】
戦前の日本を批判的にいう呼び方。戦後の日本についても、その資本主義体制が帝国主義的であると批判する立場から言うことがある。
にっぽん‐ぎんこう【日本銀行】
日本の中央銀行。発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行などの機能をもつとともに、以上の3機能を通じて金融政策の運営にあたっている。明治15年(1882)日本銀行条例に基づいて設立。昭和17年(1942...
にほんしほんしゅぎはったつしこうざ【日本資本主義発達史講座】
講座本としての経済学・歴史学書。全7巻。昭和7〜8年(1932〜33)刊。野呂栄太郎の企画・指導のもとに、大塚金之助・山田盛太郎・平野義太郎・服部之総・羽仁五郎・小林良正ら三十数名の執筆になる。...
にほんしほんしゅぎ‐ろんそう【日本資本主義論争】
昭和2〜12年(1927〜37)ころ、日本のマルクス主義理論家の間で、革命戦略と日本資本主義の性格規定をめぐり行われた一連の論争。労農派と講座派が戦略論争・封建論争を闘わせ、日本の社会科学の発展...
ネップ【NEP】
《(ロシア)novaya ekonomicheskaya politika》ソ連が1921年に採用した経済復興政策。戦時共産主義の結果低下した生産力を回復するため、小規模な私企業や農商業の経営を...
のれん‐だい【暖簾代】
1 商家で、長年勤めた奉公人が独立するときに出してやる資本金。 2 企業のもつブランド力、製造販売などの知識技術、顧客との関係、従業員の能力など、無形の資産。企業買収の場合、買収価格から買収され...
ハイブリッド‐しょうけん【ハイブリッド証券】
債券(負債)と株式(資本)の両方の性格を持つ証券。劣後債・永久債・優先株・優先出資証券など。会計上は負債とされるが、格付け会社は一定の基準により資本に組み入れて格付けする。