あか・い【赤い/紅い】
[形][文]あか・し[ク]《「明(あか)し」と同語源》 1 赤色をしている。赤黄色から深赤色までを含めていう。「—・い夕日」 2 左翼的思想をもっている。共産主義者である。「—・く染まった学生」...
赤(あか)い糸(いと)で結(むす)ば・れる
《結ばれる運命の男女は赤い糸でつながっているという俗信から》結婚する運命にある。→赤縄(せきじょう)
あか‐いか【赤烏賊】
1 アカイカ科の頭足類。全長約40〜50センチ。全体が暗赤褐色をしており、背面に幅広の黒帯が入る。温帯・亜熱帯に分布。食用。ばかいか。むらさきいか。 2 ケンサキイカやソデイカの別名。
あかいかげぼうし【赤い影法師】
柴田錬三郎の時代小説。「週刊文春」誌に連載、昭和35年(1960)刊。非情の忍者を主人公とする伝奇活劇。
あかいかみのおんな【赫い髪の女】
神代辰巳監督による映画の題名。昭和54年(1979)公開。日活の配給による成人映画。原作は中上健次の小説「赫髪」。出演、宮下順子、石橋蓮司ほか。
あかい‐きぞく【赤い貴族】
共産主義国家で、特権化した共産党や政府の幹部。→ノーメンクラトゥーラ
赤(あか)い着物(きもの)を◦着(き)る
《もと、受刑者が赤い着物を着せられたところから》入獄する。刑務所で服役する。明治・大正期に使った言葉。
あかいくつ【赤い靴】
本居長世作曲、野口雨情作詞による童謡。大正11年(1922)発表。平成19年(2007)、文化庁と日本PTA全国協議会により発表された、「日本の歌百選」に選定された。
あかいさつい【赤い殺意】
藤原審爾の推理小説。昭和34年(1959)、雑誌「女性自身」に連載。今村昌平監督による映画化作品があるほか、数度にわたりテレビドラマ化されている。
あかい‐しろ【赤い城】
《Red Fort》⇒ラールキラー