そうでん‐せい【走電性】
電流の刺激によって起こる走性。陽極に向かう場合を正の、負極に向かう場合を負の走電性といい、自然界ではミミズやヒトデが正の、ゾウリムシなどが負の走電性を示す。電気走性。
そう‐にょう【走繞】
漢字の繞(にょう)の一。「起」「越」などの「走」の称。
そうねつ‐せい【走熱性】
温度差の刺激によって起こる走性。高温に向かう場合を正の、低温に向かう場合を負の走熱性といい、カやノミが正の、鞭毛藻類・珪藻類・緑藻類が負の走熱性を示す。温度走性。
そう‐は【走破】
[名](スル)予定した距離を走りとおすこと。「ラリーの全行程を—する」
そう‐ひつ【走筆】
はしり書き。早書き。
そう‐びょう【走錨】
[名](スル)船舶が錨(いかり)を下ろしたまま流されること。
そうふう‐せい【走風性】
空気の流れによって起こる走性。トンボやガは風上に向かう正の走風性を示すことが知られる。
そう‐ほう【走法】
陸上競技などでの、走り方。スキー競技・スケート競技での滑り方についてもいう。「ストライド—」「ピッチ—」
そうま‐とう【走馬灯】
「回り灯籠(どうろう)」に同じ。《季 夏》「—月のひかりをやどしけり/万太郎」
走馬灯(そうまとう)のよう
過去のことが次々に思い出されるさまのたとえ。「幼い頃のことが—に脳裏に浮かぶ」