せ‐ごし【瀬越し】
1 早瀬を越すこと。 2 浅瀬用の喫水の浅い小船。高瀬舟・茶船などの類。せごしぶね。 3 重大な危機、または危険な時期を乗り越えること。「今ひと時が互ひの—」〈浄・妹背山〉
せん・ず【先ず】
[動サ変]他より先に事を行う。先を越す。さきんずる。「大臣(おほいまうちぎみ)に—・ぜられて、ねたくおぼえ侍る」〈源・若菜上〉
其(そ)の気(き)にな・る
そうしようという気持ちになる。また、相手に言われた通りの気持ちになる。「引っ越すつもりはなかったが、いつの間にか—・った」「必ずできると言われて—・る」
たぬき‐も【狸藻】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。池や水田に浮かび、葉は細かく羽状に分かれ、捕虫袋をもつ。夏、10〜25センチの花茎を出し、黄色い唇形花を開く。球状の芽をつくって水底に沈んで冬を越す。
だい‐だい【橙/臭橙/回青橙】
1 ミカン科の常緑小高木。葉は楕円形で先がとがり、葉柄(ようへい)に翼がある。初夏、香りのある白い花を開く。実は丸く、冬に熟して黄色になるが、木からは落ちないで翌年の夏に再び青くなる。実が木につ...
ちょう‐ぞく【超俗】
世俗を超越すること。「—の人」「—的生活」
ちょうぶつ‐おっそ【超仏越祖】
禅宗などで、仏や祖師を超越すること。仏祖の影響から離れて自己自身の面目を発揮すること。
てつどう‐きょう【鉄道橋】
鉄道線路が川・海・道路・他の鉄道線路などを越す場合に架けられる橋梁。
とう‐えい【冬営】
1 軍隊などが陣営を張って冬を越すこと。また、その陣営。 2 冬を越すための用意。
とび‐こ・える【飛(び)越える/跳(び)越える】
[動ア下一][文]とびこ・ゆ[ヤ下二] 1 物の上を飛んで越える。飛び越す。「小川を—・える」「海を—・えて渡り鳥が来る」 2 順序を越えて先へ進む。「先輩を—・えて出世する」