ひね‐く・る【捻くる/拈くる】
[動ラ五(四)] 1 指先であちこちひねるようにする。さまざまにいじる。「ハンカチを—・る」 2 あれこれ理屈をつけて言いまわす。表現などに趣向をこらす。いろいろ考える。「—・った表現」 [...
ひねり【捻り/拈り/撚り】
1 ひねること。ねじること。「腰の—が足りない」 2 趣向をこらすこと。一工夫すること。「—のきいた台詞(せりふ)」 3 「御捻(おひね)り」に同じ。 4 相撲で、腕の力で相手をねじるようにして...
ひねり‐まわ・す【捻り回す】
[動サ五(四)] 1 指先でいろいろにひねってみる。あれこれいじりまわす。ひねくりまわす。「知恵の輪を—・す」 2 趣向をこらそうと、あれこれ工夫する。ひねくりまわす。「手紙の文章を—・す」
ひね・る【捻る/拈る/撚る】
[動ラ五(四)] 1 指先でつまんで回す。「スイッチを—・る」「コックを—・る」 2 からだの一部をねじって向きを変える。「腰を—・る」「足首を—・って痛める」 3 ねじって回したり、締めたりし...
ひら‐づけ【平付け/平着け】
1 (平付け)連歌・連句で、前句に趣向を凝らさずにつける付け方。 2 ある場所や物に乗り物を直接につけること。じかづけ。「船—につけ、ふみかたぶけて馬おろさんとせば」〈平家・一一〉
ビアレッジョ【Viareggio】
イタリア中部、トスカーナ州の都市。リグリア海に面し、海岸保養地として知られる。また、趣向を凝らした山車(だし)が登場するカーニバルも有名。
ふた‐おもて【双面】
浄瑠璃・歌舞伎舞踊の趣向の一。二人の人物が全く同じ姿形で現れて周囲を惑わし、最後に一方が亡霊や変化(へんげ)の正体を現すもの。
ふる‐ま・う【振(る)舞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動作・行動をする。「なれなれしく—・う」「紳士らしく—・う」 2 人にごちそうする。もてなす。「酒を—・う」 3 ことさらにつくろう。わざわざ趣向をこらす。「—・ひて興あ...
へな‐ぶり
流行語などを取り入れて詠んだ新趣向の狂歌。明治37〜38年(1904〜1905)ころ流行した。「ひなぶり(夷曲)」をもじっていった語。
ほんか‐どり【本歌取り】
和歌・連歌などで、古歌の語句・趣向などを取り入れて作歌すること。新古今時代に盛んに行われた。藤原定家が「苦しくも降り来る雨か三輪(みわ)の崎狭野(さの)の渡りに家もあらなくに」〈万・二六五〉を本...