せん【跣】
[音]セン(呉)(漢) [訓]はだし はだし。すあし。「跣足/徒跣」
せん‐こう【跣行】
はだしで行くこと。素足で歩くこと。かちはだし。「鸞輿(らんよ)を—の徒渉(とせふ)に易(か)へて」〈太平記・三九〉
せん‐そく【跣足】
はだし。すあし。
はだし【跣/裸足/跣足】
《「肌足(はだあし)」の音変化》 1 足に何も履かないこと。また、その足。「—で歩く」《季 夏》 2 《はだしで逃げる意から》その道の専門家もかなわないほどであること。「玄人(くろうと)—の演技...
はだし‐たび【跣足袋】
1 直接戸外で履けるように、底を厚く作った足袋。 2 「地下足袋(じかたび)」に同じ。
跣(はだし)で逃(に)・げる
とてもかなわないと見てはだしのまま逃げ出す。その道の専門家も及ばないほどすぐれていることをいう。
はだし‐まいり【跣参り】
強い祈願の気持ちを表すため、はだしで神仏に参拝すること。