あそび‐なかま【遊び仲間】
いっしょになって遊ぶ友達。遊び相手。 [補説]遊ぶことだけで結びついている友達という意味で使うこともある。
あそび‐にん【遊び人】
1 定職がなくぶらぶらと暮らしている人。 2 遊興を好み、遊び慣れている人。遊び好き。放蕩者(ほうとうもの)。 3 ばくち打ち。
あそび‐はんぶん【遊び半分】
[名・形動]いいかげんな気持ちで物事に取り組むこと。また、そのさま。「—に受験する」
あそび‐びと【遊び人】
宮中などで音楽を演奏する人。楽人。伶人(れいじん)。「例の—たち数を尽くして」〈宇津保・嵯峨院〉
あそび‐ほう・ける【遊び呆ける】
[動カ下一]他のことをかえりみないで、遊びに熱中する。「仕事を忘れて—・ける」
あそび‐まわ・る【遊び回る】
[動ラ五(四)]あちこちに行って遊ぶ。「一晩中—・る」
あそび‐め【遊び女】
管弦・歌舞などで、酒席などの興を取り持ち、また、売春する女。白拍子(しらびょうし)・遊女の類。浮かれ女(め)。遊び者。
あそび‐もの【遊び物】
1 遊び道具。おもちゃ。「をかしき絵、—ども」〈源・若紫〉 2 楽器。「多くの—の音」〈源・常夏〉
あそび‐もの【遊び者】
「遊び女(め)」に同じ。「静と云ふ—を置かれたり」〈義経記・四〉
すさび【荒び/進び/遊び】
1 興にまかせてすること。慰みごと。「筆の—」 2 成り行きにまかせること。「すきずきしき心の—にて、人のありさまをあまた見合はせむの好みならねど」〈源・帚木〉