たんか‐の‐くちびる【丹花の唇】
赤い花のように魅力的な美人の唇。「薄汚なき手拭無遠慮に—を掩いし心無さ」〈露伴・風流仏〉
だい‐だい【大大】
[副] 1 大きい感じを与えるさま。太っているさま。「低くても—として豊満に見えるけれども」〈谷崎・細雪〉 2 広く場所をとっているさま。「両脚を無遠慮に伸ばし、—と寝そべりだした」〈長与・竹沢...
小(ちい)さくな・る
身を縮める。恐縮したり遠慮したりして、かしこまる。「社長の前で—・っている」
ちょく【直】
[名・形動] 1 まっすぐなこと。また、そのさま。 2 性格・考えなどが素直なこと。率直なこと。また、そのさま。「遠慮のない—な言い方」 3 安直なこと。手軽なこと。また、そのさま。 4 間に何...
ちょく‐げん【直言】
[名](スル)思っていることをありのままに言うこと。また、面と向かって直接に言うこと。「欠点を遠慮なく—する」「社長に—する」
ちょっ‐かん【直諫】
[名](スル)遠慮することなく率直に目上の人を、いさめること。「忠臣が—する」
つけ‐つけ
[副] 1 遠慮や加減をしないで、思ったことをはっきり言うさま。ずけずけ。「面と向かって—(と)言う」 2 無遠慮に振る舞うさま。「奥さんの顔をああやって—見ても好い訳ね」〈漱石・明暗〉
つっ‐けんどん【突っ慳貪】
[形動][文][ナリ]無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。「—な応対」
つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】
[形][文]つつしみぶか・し[ク]心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。「—・く振る舞う」 [派生]つつしみぶかさ[名]
つつまし・い【慎ましい】
[形][文]つつま・し[シク]《動詞「つつ(慎)む」の形容詞化》 1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「—・い振る舞い」「—・く寄り添う」「—・く咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。...