どん‐どん
[副] 1 物を続けざまに強く打ったり大きく鳴らしたりする音を表す語。「扉を乱暴に—(と)たたく」「花火が—(と)あがる」 2 物事が勢いよく進行するさま。また、物事をためらわないでするさま。「...
なれなれ‐し・い【馴れ馴れしい】
[形][文]なれなれ・し[シク] 1 非常に親しいようすである。「—・く軽口を交わす」 2 ぶしつけである。遠慮がなさすぎる。「上司に—・い口をきく」 [派生]なれなれしげ[形動]なれなれしさ[名]
のさ‐のさ
[副] 1 ゆっくりと歩くさま。のそのそ。「傍らの叢(くさむら)から、—と出たのは蟇(ひき)で」〈鏡花・高野聖〉 2 のんびりしているさま。「いとしづかに馬を飼うて—としてぞ居たりける」〈太平記...
箸(はし)を付(つ)・ける
箸で取って食う。また、食いはじめる。箸を下ろす。「遠慮して料理に—・けない」
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...
はばかり【憚り】
[名] 1 はばかること。遠慮すべきこと。「大先輩に対して何の—もない」 2 差し支えること。差し障り。「実名を出すのは—がある」 3 《人目をはばかる所の意から》便所。 [形動][文][ナ...
はばかり‐ながら【憚り乍ら】
[副] 1 遠慮すべきことかもしれないが。恐れながら。「—ご注意申し上げます」 2 自分を誇示・主張するようであるが。不肖ながら。「—私はこれでも専門家です」
はばか・る【憚る】
[動ラ五(四)] 1 差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を—・る」「他聞を—・る」「だれにも—・らず自由に生きる」 2 幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に—・...
はば・し【憚し】
[形シク]気がおける。遠慮がちである。はばかられる。「下﨟はいかでかと—・しく言ひけるを」〈今物語〉
はれ‐て【晴れて】
[副]世間に正式に認められて、もうだれにも遠慮する必要のないさま。公然と。「—夫婦になる」「—無罪となる」