えんち‐じしん【遠地地震】
震源地が国外など非常に遠い場所にある地震。日本の場合、震央距離が日本の沿岸から600キロメートル以遠の地震をいう。⇔近地地震。
えんち‐つなみ【遠地津波】
日本の沿岸から600キロメートル以遠で起こった地震による津波。⇔近地津波。
えんち‐てん【遠地点】
月や人工衛星の楕円軌道上で、地球から最も遠い点。アポジー。⇔近地点(きんちてん)。
えんちゅうきん‐よう【遠中近用】
眼鏡やコンタクトレンズで、遠くも近くも中間も見るために用いること。遠近両用と同じ意味で使われることが多い。三重焦点レンズ、累進焦点レンズなどがある。
えんちゅう‐よう【遠中用】
眼鏡やコンタクトレンズで、遠くも中間距離も見るために用いること。近くは見えない。二重焦点レンズ、累進焦点レンズなどがある。
えん‐ちん【遠沈】
遠心分離機を用いて密度の異なる液体や、液体と固体の混合物を分離して沈殿させること。
えんちん‐かん【遠沈管】
遠心分離機で試料となる液体を入れる容器。用途や最高回転数によって形状や素材が異なる。スピッツ管。
えん‐てん【遠点】
1 目の調節作用によらず、毛様体(もうようたい)の筋肉が弛緩(しかん)したままの状態で、はっきりと見ることのできる外界物点の位置。正視眼では、前方の無限大の遠方にある。→近点1 2 中心天体のま...
えん‐と【遠図】
遠大なはかりごと。「其の功を聞けば、大略—あるに服し」〈竜渓・経国美談〉
えん‐とう【遠島】
1 陸地から遠く離れている島。 2 江戸時代の刑罰の一。財産を没収したうえ、伊豆七島・隠岐(おき)・壱岐(いき)などの島へ送る刑。追放より重く、死罪より軽い。島流し。