アイ‐アイ【aye-aye】
《その鳴き声から》アイアイ科の原始的な猿。頭胴長40センチくらいで、尾が長い。長い指は鉤爪(かぎづめ)をもち、樹皮下の昆虫を掘り出して食う。マダガスカル島にのみ生息。指猿(ゆびざる)。
あい‐かた【合方】
1 能楽で、謡(うたい)の伴奏をする大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)・太鼓・笛による演奏。 2 邦楽で、唄と唄との間をつなぐ、三味線の合いの手の特に長いもの。長唄に多い。 3 歌舞伎の下座音...
アイス‐スレッジ【ice sledge】
細長い金属のフレームの上部に座面を設け、下部に2枚のスケートの刃をつけたそり。パラアイスホッケーなど、下肢に障害をもつ人のための氷上スポーツに使用される。スレッジ。
アイドル‐ギア【idle gear】
遊び歯車。二つの伝動軸間に入れる中間の歯車で、回転方向を合わせる場合や、軸間距離が長い場合に用いる。
あお‐ぎり【青桐】
アオイ科の落葉高木。樹皮は緑色。葉は大形で手のひら状に三〜五つに裂け、柄は長い。夏に、淡黄色の雄花と雌花がまじって咲き、果実は、種子のついた舟形のさやが放射状につく。庭木・街路樹とし、材は楽器・...
アオザイ【(ベトナム)aosai】
《長い服の意》ベトナム女性の民族衣装。上衣は体にぴったりして丈が長くわきに腰までのスリットがあり、クアンというゆったりしたズボンを組み合わせる。正装は白色。
あお‐むし【青虫】
チョウやガの幼虫のうち、体に長い毛がなく、緑色をしているものの総称。螟蛉(めいれい)。《季 秋》
あおめ‐えそ【青眼狗母魚】
アオメエソ科に属する海水魚。胴体は円筒形で細長い。体長は10〜15センチ。本州中部以南の水深100〜300メートルで漁獲される。目が大きく、反射光で黄緑色に光って見えるため「メヒカリ」の別名があ...
あおやぎ‐そう【青柳草】
シュロソウ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ50〜90センチ。葉は細長い楕円形。夏、緑色または淡紫色の花が円錐状につく。根茎は有毒。
あか‐もの【赤物】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生え、高さ10〜30センチ。葉は卵形で先がとがり、毛がある。夏、柄の長い釣鐘状の白い花が咲く。実は熟すと赤くなり、食べられる。いわはぜ。