はちきゅう【'89】
橋本治による社会評論集。昭和が終わり、天安門事件、ベルリンの壁崩壊といった出来事が起きた1989年を論じる。平成2年(1990)刊行。
はちじょう‐がみ【八帖紙】
《紙8帖を要するところからという》正月の門松などに掛ける白紙の大きな幣(ぬさ)。新潟・長野・山梨・愛知の各県に分布。
はち‐たたき【鉢叩き】
1 空也(くうや)念仏のこと。 2 空也念仏を行いながら勧進すること。また、その人々。江戸時代には門付け芸にもなった。特に、京都の空也堂の行者が陰暦11月13日の空也忌から大晦日までの48日間、...
はち‐だいやしゃ【八大夜叉】
毘沙門天(びしゃもんてん)の眷属(けんぞく)または兄弟で、仏法を守護する8体の夜叉。宝賢・満賢・散支・衆徳・憶念・大満・無比力・密巌。
はちのき【鉢木】
謡曲。四番目物。零落の身の佐野源左衛門尉常世は、大雪の夜、旅僧に身をやつした北条時頼を泊め、秘蔵の鉢の木を焚(た)いてもてなし、いざ鎌倉のときの決意を語る。後日、それが報いられ、旧領の回復と鉢の...
はち‐はち【鉢鉢】
[感]托鉢(たくはつ)僧が、門前に立って物乞(ものご)いをするときに発する語。はっちはっち。「御存じの坊主—」〈浮・椀久一世〉
はっしゅうこうよう【八宗綱要】
鎌倉時代の仏教書。2巻。凝然(ぎょうねん)著。文永5年(1268)成立。仏法が伝播した歴史を述べ、八宗の歴史や教理を解説したもの。古来、初学者の入門書とされる。
はっせいさいせいかがく‐そうごうセンター【発生・再生科学総合センター】
理化学研究所の一部門である多細胞システム形成研究センターの旧称。
はっそう‐かなもの【八双金物】
門扉・板戸などに打ち付ける装飾用の金具。形により、入り八双・出八双・散らし八双などがある。
はっそうでん‐ぶんり【発送電分離】
電力会社の発電部門と送配電部門の事業を分離すること。送配電事業の中立・公平性を高め、新規事業者の参入を促すのが目的。会計分離・機能分離・法的分離・所有権分離などの形態がある。アンバンドル。 [補...