かんとう‐しゅう【関東州】
中国、遼東(りょうとう)半島の西南端にあった日本の租借地。日露戦争後、明治38年(1905)のポーツマス条約でロシアから利権を譲り受けたが、昭和20年(1945)太平洋戦争に敗北すると、ソ連軍が...
かんとう‐じしん【関東地震】
相模トラフ沿いを震源とし、約200年〜400年周期で繰り返し発生する地震。マグニチュード8程度のプレート境界地震であり、元禄地震および関東大震災の大正関東地震が知られる。関東大地震。
かんとう‐じっさつ【関東十刹】
鎌倉五山に次ぐ臨済宗の10の寺。→十刹(じっせつ)
かんとう‐じゅうはちだんりん【関東十八檀林】
江戸幕府が定めた、関東における浄土宗の僧の学問所としての18の寺院。阿弥陀仏の第十八願にちなむといわれる。増上寺・霊山寺・伝通院・幡随院・霊巌寺・光明寺・勝願寺・蓮馨寺・大善寺・浄国寺・常福寺・...
かんとう‐たんぽぽ【関東蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。関東地方から中部地方東部に分布する、日本在来のタンポポ。外側の総苞片(そうほうへん)は直立し、長さは内側の総苞片の約半分で、先端に角状突起がある。花期は3〜5月。
かんとう‐だいしんさい【関東大震災】
大正12年(1923)9月1日午前11時58分に、相模(さがみ)湾を震源として発生した大地震により、関東一円に被害を及ぼした災害。マグニチュード7.9、最大震度6。家屋倒壊に火災を伴い、全壊約...
かんとう‐だいじしん【関東大地震】
⇒関東地震
かんとう‐だき【関東煮き/関東炊き】
関西で、煮込みおでんのこと。関東煮(に)。かんとだき。《季 冬》
かんとう‐ちほう【関東地方】
東京都と神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉の6県の地域。関東。
かんとうとりしまり‐しゅつやく【関東取締出役】
江戸幕府の職名。勘定奉行の直属下に編成され、関八州を幕領・私領(水戸藩を除く)の区別なく巡回し、治安の取り締まりに当たった。文化2年(1805)設置。八州廻り。