にく‐だん【肉弾】
兵士が弾丸の代わりとして敵陣に突入すること。 [補説]日露戦争を描いた桜井忠温の戦記文学「肉弾」からできた語。
にくだん‐せん【肉弾戦】
1 肉体を弾丸の代わりとして、敵陣に突入して行う戦い。兵士が直接ぶつかって戦うさまをいう。 2 (比喩的に)格闘技・フットボールの試合などで、選手が互いにぶつかりながら競技するさまをいう。
にし‐かた【西方】
1 西の方角。 2 勝負・競技などで、東西に分けた場合、西に陣どったほう。
にしじん【西陣】
《応仁の乱のとき、西軍の山名宗全が陣を置いたところから》京都市上京区の新町通から西へ千本通に至る、一条通より北の一帯の称。桃山時代からの機業地。 「西陣織」の略。
にしじん‐おり【西陣織】
京都の西陣から産出する織物の総称。主として錦(にしき)・繻子(しゅす)・金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの高級絹織物をいう。西陣。
に‐じん【二陣】
陣立てで、先陣の次に控えた陣営。また、二番目に攻め入る軍勢。二番備え。
にほんすいりさっかきょうかい‐しょう【日本推理作家協会賞】
日本推理作家協会が、優れた推理小説に対して贈る文学賞。昭和23年(1948)創設。第1回受賞作品は横溝正史の「本陣殺人事件」、木々高太郎の「新月」ほか。 [補説]第1回から第8回までの名称は「探...
にゅう‐ぎょく【入玉】
[名](スル)将棋で、王将が敵陣の三段目以内にはいりこむこと。入り王。
にょいりん‐じ【如意輪寺】
奈良県吉野郡吉野町にある浄土宗の寺。山号は塔尾山。開創は延喜年間(901〜923)、開山は日蔵道賢。のち、南朝の勅願寺。楠木正行(くすのきまさつら)ら一族が出陣にあたり、名を本堂の壁板に記し、辞...
ぬけ‐がけ【抜け駆け】
[名](スル) 1 戦場で、ひそかに陣を抜けだし、武功を立てようと人より先に敵中に攻め入ること。「夜陰に乗じて—する」 2 人を出し抜いて、物事を行うこと。「—して秘密をばらす」