マヌル‐ねこ【マヌル猫】
《マヌルはモンゴル語で「小さな山猫」の意》ネコ科の哺乳類。体長50〜65センチ、尾長20〜25センチ。体毛は長く密で黄灰色、頭部などに黒斑がある。耳は小さめで、やや低い位置につく。モンゴル・チベ...
まみちゃ‐じない【眉茶】
《「しない」は大形のツグミ類の古名》ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長22センチくらい。上面は暗緑褐色で、腹と眉斑(びはん)が白く、雄は頭部が灰黒色。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。
ま‐むし【蝮】
1 《「真虫」の意》クサリヘビ科の毒蛇。体長約70センチで、灰褐色の地に銭形の斑紋が並ぶ。頭は三角形で両ほおに毒腺をもち、敵が防衛範囲内に入ると毒牙を立てて飛びかかる。毒性は強いが注入量は少ない...
まめ【豆/荳/菽】
[名] 1 マメ科植物の種子。特にそのうち、食用にするものの総称。大豆(だいず)・小豆(あずき)・ササゲ・エンドウ・ソラマメ・インゲンマメ・ラッカセイなど。マメ科の双子葉植物は約1万9500種...
まめ‐はんみょう【豆斑猫】
ツチハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は細く、黒色で、頭部は赤色。前翅(まえばね)に灰白色の縦のすじがある。大豆・ナス・ジャガイモなどの害虫。幼虫はバッタ類の卵塊を食べる。成虫には人の皮...
まゆ‐なかば【眉半ば】
眉が半分隠れるくらいに頭巾(ずきん)などを深くかぶること。「頭巾(とうきん)—に責め」〈太平記・五〉
マラセチア【Malassezia】
人や動物の皮膚などに常在する真菌。アレルギーなどによって皮膚の抵抗力が低下すると増殖し、かゆみや炎症を引き起こす。皮脂を好むため頭皮でも増殖し、脂漏性のふけやかゆみの原因となる。
マラルメのし【マラルメの詩】
《原題、(フランス)La poésie de Stéphane Mallarmé》チボーデによる評論。1912年刊。ベルクソン哲学における持続の概念を念頭に置きつつ、広範な文学的知識に基づいてマ...
マラーストラナ‐ひろば【マラーストラナ広場】
《Malostranské náměstí》チェコの首都プラハ中心部、マラーストラナ地区にある広場。城下町の市場として13世紀半ばに造られた。広場の中央に聖ミクラーシュ教会が建つほか、西側には1...
マリュス‐の‐ていり【マリュスの定理】
波面に垂直な光線束は、等方性をもつ媒質中で何度反射や屈折を繰り返しても、波面に垂直であるという定理。19世紀初頭、フランスの物理学者エティエンヌ=ルイ=マリュスが発見。光線のマリュス則。