ささ‐あめ【笹飴】
水飴を笹の葉に包んだもの。新潟県上越市高田の名産。
さつまいも‐あめ【薩摩芋飴】
蒸したサツマイモを原料として、麦芽などで糖化し煮つめて作った褐色の飴。
さらし‐あめ【晒し飴】
水飴の水分を除き、何度も引き伸ばして白くした飴。
しる‐あめ【汁飴】
みずあめ。
しろ‐あめ【白飴】
水飴を何度も引き伸ばし、細かい気泡を入れて白くした固飴(かたあめ)。
せんねん‐あめ【千年飴】
江戸中期、浅草の飴売り七兵衛が売りはじめたという飴。現在の千歳(ちとせ)飴にあたり、紙袋に「千年飴」と記した。
たいはく‐あめ【太白飴】
精製した純白の砂糖を練り固めて作った飴。
たがね【飴】
語義未詳。上代の食物の名という。「われ今まさに八十平瓮(やそひらか)をもちて、水無しにして—を造らむ」〈神武紀〉
たんきり‐あめ【痰切り飴】
大豆・ゴマ・ショウガをまぜた固飴(かたあめ)を薄く延ばして長さ2センチほどに切ったもの。痰切りの効があるとされる。
ちとせ‐あめ【千歳飴】
七五三や新生児の宮参りのときに縁起物として売られる、紅白に染めた棒状の飴。鶴亀などの絵のついた長い紙袋に入れてある。《季 冬》