くじら‐ろう【鯨蝋】
「げいろう(鯨蝋)」に同じ。
くじら‐わん【鯨湾】
⇒ホエールズ湾
鯨鯢(げいげい)の顎(あぎと)にかく
クジラに食われそうになる。海で危険な目にあって命を落としそうになることのたとえ。
げい【鯨】
[常用漢字] [音]ゲイ(慣) [訓]くじら いさな 1 クジラ。「鯨肉・鯨油/巨鯨・白鯨・捕鯨」 2 大きいことのたとえ。「鯨飲・鯨波」 [難読]鯨魚(いさな)・鯨波(とき)
げい‐いん【鯨飲】
[名](スル)鯨が水を飲むように、酒を一時にたくさん飲むこと。牛飲。「こんなにがぶがぶ—されるとは思っていなかった」〈太宰・親友交歓〉
げいいん‐ばしょく【鯨飲馬食】
鯨のように多量の酒を飲み、馬のように多量の物を食べること。牛飲馬食。
げい‐おん【鯨音】
寺院の釣鐘の音。
げいかん‐ず【鯨瞰図】
海底を水中の高いところから見下ろしたように描いた図。名称は鳥瞰図に倣い、クジラの視点から海底地形を描くことに由来する。音響探査を利用した水深データに基づいて作成される。
げい‐げい【鯨鯢】
《「鯨」は雄クジラ、「鯢」は雌クジラ。古くは「けいげい」とも》 1 クジラ。また、大魚。 2 大悪人のたとえ。悪党の首領。「海に—を剪(き)り、遠近尽(ことごと)く逆浪の声を歇(や)む」〈太平記...
げいこつせいぶつ‐ぐんしゅう【鯨骨生物群集】
深海底に沈んだクジラなどの大型海棲哺乳類の死骸を栄養源とする生物群集。酸素に乏しい環境のもと、脂肪が分解する過程で生じるメタンや硫化水素を利用する化学合成生物群集の一種と考えられている。