とろろ‐あおい【黄蜀葵】
アオイ科の一年草。高さ1〜1.5メートル。葉は互生し、手のひら状に深く裂けている。夏から秋、淡黄色の大きな5弁花を横向きにつけ、茎の下のほうから上へ順に開き、1日でしぼむ。中国の原産で、観賞用。...
はじ【黄櫨/櫨】
1 ハゼノキの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。表は赤、裏は黄。一説に、表は黄、裏は萌葱(もえぎ)。 3 「黄櫨色」の略。
はじ‐いろ【黄櫨色/櫨色】
ハゼノキの樹皮の煎じ汁で染めた色。くすんだ黄茶色。はじ。
はじ‐うるし【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
はじ‐おどし【黄櫨威】
鎧(よろい)の威の一。黄櫨色の組糸または染め革などで威したもの。
はじ‐におい【黄櫨匂/櫨匂】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。黄櫨色を下にいくにつれて薄くぼかしたもの。
はじ‐の‐き【黄櫨】
⇒はぜのき
はじ‐もみじ【黄櫨紅葉/櫨紅葉】
1 紅葉したハゼノキの葉。はぜもみじ。《季 秋》 2 襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は黄。秋に用いる。
はじ‐ゆみ【櫨弓/黄櫨弓】
ハゼノキで作った弓。「—を手握(たにぎ)り持たし」〈万・四四六五〉
はじ‐ろう【黄櫨蝋】
ハゼノキの実からとった蝋。はぜろう。