いち‐に【一二】
1 数の一と二。 2 ひとつふたつ。また、ひとりふたり。わずか。「—の例をあげる」 3 1番目と2番目。1位と2位。
一二(いちに)に及(およ)ばず
手紙の結びに書く語。一つ二つと書き分けて詳しく言わないという意。不一(ふいつ)。
一二(いちに)を争(あらそ)・う
一番になるか二番になるかで競う。また、特にすぐれていて、一番か悪くても二番には位置する。「我が社で—・うセールスマン」
じゅうに‐いんねん【十二因縁】
仏語。人間が過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)の三界を流転する輪廻(りんね)のようすを説明した12の因果関係。無明・行(ぎょう)の過去の二因、識・名色・六処・触・受の現在の五果、愛・取・有...
じゅうにいんねん‐えまき【十二因縁絵巻】
鎌倉時代の絵巻。1巻。仏教の十二因縁を説話風に表したもの。
じゅうに‐うん【十二運】
九星で、12年で一巡する吉凶の運勢。胎・養・長・沐・官・臨・帝・衰・病・死・墓・絶の12で、胎から帝までの7年を吉、衰から絶までの5年を凶とする。江戸時代に暦にのせられ、前の7年を有卦(うけ)、...
じゅうにおん‐おんかい【十二音音階】
12の半音からなる音階。すべての12音を平等に扱い、幹音と派生音の区別をしない。
じゅうにおん‐おんがく【十二音音楽】
無調音楽を理論的に徹底化し、1オクターブの中にある12の音に平等の価値を与えるように組織的に作られた音楽。20世紀初頭に、シェーンベルクとその弟子によって確立された。ドデカフォニー。
じゅうに‐かい【十二階】
⇒冠位(かんい)十二階 凌雲閣(りょううんかく)の通称。
じゅうに‐から【十二雀】
コガラの別名。