よるのみだらなとり【夜のみだらな鳥】
《原題、(スペイン)El obsceno pájaro de la noche》ドノソの長編小説。1970年刊。聾唖(ろうあ)の老人による独白の形式で、ブルジョア階級の無惨な崩壊ぶりを描いた。現...
ライシャワー【Edwin Oldfather Reischaur】
[1910~1990]米国の歴史学者。東京の生まれ。ハーバード大学教授。第二次大戦中から米国の対日政策立案に参与。1961~66年(昭和36~41)駐日大使。著「日本―過去と現在」「米国と日本」など。
ライス【Elmer Rice】
[1892~1967]米国の劇作家。表現主義的手法によって機械文明を風刺した「計算器」、裏街の生活を写実的に描出した「街の風景」などで知られる。
ライト【Eda Hanna Wright】
[1870~1950]英国の社会事業家。1895年(明治28)来日、第二次大戦後にも再来日し、国立癩(らい)療養所恵楓園などで施療に尽くし、「救癩の母」と慕われた。
ラザフォード【Ernest Rutherford】
[1871~1937]英国の物理学者。ニュージーランド生まれ。放射線を研究し、原子崩壊説を提唱。α(アルファ)線がヘリウム原子核であることを証明し、中心核をもつ原子模型を提示、さらにα線を当てて...
ラロ【Édouard Lalo】
[1823~1892]スペイン系のフランスの作曲家。ロマン的で色彩感豊かな管弦楽法で知られる。作品に「スペイン交響曲」など。
りんご‐の‐きょうかい【林檎の教会】
《Elmalı Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃れてキリスト教徒が造ったもので、ギョレメ野外博物館の教会の一つ。11世紀半ばから...
ルーデンドルフ【Erich Ludendorff】
[1865~1937]ドイツの軍人。第一次大戦ではヒンデンブルクのもとで参謀次長に就任、事実上の戦争指導者となった。大戦後はナチスのミュンヘン一揆(いっき)に参画。
ルービック【Ernő Rubik】
[1944~ ]ハンガリーの発明家、建築家、彫刻家。1974年に立体パズルのルービックキューブを考案。1977年に製品化した。→ルービックリベンジ →プロフェッサーキューブ
ルドルフウルスロイのおもいで【ルドルフウルスロイの思い出】
《原題、(ドイツ)Erinnerungen von Ludolf Ursleu dem Jüngeren》フッフの自伝的長編小説。1893年発表。没落する旧家と、不条理な愛の果てに自滅していく若...