ビンスワンガー【Ludwig Binswanger】
[1881〜1966]スイスの精神医学者・哲学者。ハイデッガーやブーバーの影響を受け、現象学的方法による精神分析の手法を創始。現存在分析の創始者。精神分析においてのクライアントとセラピストは世界...
ピブン【Luang Pibul Songgram】
[1897〜1964]タイの軍人・政治家。1938年に首相となり、国名をシャムからタイに改めた。第二次大戦中、日本に協力して、戦後失脚。1948年再び首相となるが、1957年のクーデターで日本に...
ピランデッロ【Luigi Pirandello】
[1867〜1936]イタリアの劇作家・小説家。人間存在の二重性、狂気など、精神の危機を主題とした作品が多い。1934年ノーベル文学賞受賞。小説「故マッティア=パスカル氏」、戯曲「ヘンリー四世」...
フォイエルバッハ【Ludwig Andreas Feuerbach】
[1804〜1872]ドイツの哲学者。ヘーゲル学派の左派の一人。ヘーゲル批判から唯物論の立場に立ち、自らの哲学を「人間学」と呼んだ。宗教批判の書「キリスト教の本質」は、青年期のマルクス・エンゲル...
フォンタナ【Lucio Fontana】
[1899〜1968]イタリアの画家・彫刻家。アルゼンチン生まれ。1946年に「白の宣言」を発表、翌年には「空間の第一宣言」に署名し空間主義を宣言した。ネオンを用いた作品やカンバスを切り裂いたり...
フロイス【Luis Frois】
[1532〜1597]ポルトガルのイエズス会宣教師。永禄6年(1563)来日、織田信長の信任を得て畿内・九州で布教にあたった。布教のかたわら、「日本史」を著し、長崎で没した。
ブニュエル【Luis Buñuel】
[1900〜1983]スペイン生まれの映画監督。シュールレアリスムの影響を受け、パリで前衛映画「アンダルシアの犬」を制作。以後、特異な作品を発表。作「小間使の日記」「昼顔」など。
ベリオ【Luciano Berio】
[1925〜2003]イタリアの作曲家。電子音楽などの作品を残し、イタリアの前衛音楽界をリードした。作「セクエンツァ」シリーズ、「シンフォニア」など。
ベルネ【Ludwig Börne】
[1786〜1837]ドイツの評論家。ユダヤ系。パリの七月革命を取材して報告し、後のドイツ三月革命に影響を与えた。著「パリだより」「フランス人ぎらいのメンツェル」。
ベートーベン【Ludwig van Beethoven】
[1770〜1827]ドイツの作曲家。主にウィーンで活躍。ハイドン・モーツァルトから古典派様式を受け継ぎ、発展させて、独自の境地を開いた。晩年は聴力を失いながらも、交響曲・協奏曲・ピアノソナタ・...