出典:gooニュース
デブリ全量回収ほど遠く 東京電力福島第1原発事故から14年
東京電力福島第1原発事故からまもなく14年。最難関とされる溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の回収に初めて成功し、工程は転換点を迎えた。しかし、1~3号機で約880トンあるとされる燃料デブリの全量回収にはほど遠く、廃炉完了への道筋は描けていない。作業阻む高線量 1月中旬、福島第1原発の構内に記者が入った。処理水をためるタンク群が、至るところで目に入った。一部のタンクは
福島第1デブリ、成分詳しく分析 原子力機構、夏に主要成果
東京電力が福島第1原発2号機で試験採取した溶融核燃料(デブリ)の分析が進んでいる。電子顕微鏡や大型実験装置で構造や成分を詳しく調べ、日本原子力研究開発機構が今夏にも主要な成果をまとめる。1~3号機に880トンあると推計されるデブリの大規模な取り出しに向け、工法や保管方法の検討に生かす。
これが「燃料デブリ」 調査・研究進めるJAEAが公開 デブリの内部に迫る分析で廃炉への道筋を
福島第一原発に残るデブリは推計880トン。廃炉への道筋が明確に示されることが望まれている。
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