グロッソラリア【glossolalia】
ある言語社会で、理解不可能であるような形のくずれた語や無意味な音声連鎖を作り出して話すこと。ある社会では宗教性・呪術性をもち重要視されるが、現代の多くの社会では精神障害の一例としてとらえられる。異言。
グロドック【Glodok】
インドネシアの首都ジャカルタの市街北部の一地区。オランダ領時代に東インド会社の拠点が置かれたコタ地区に隣接する。同国有数の中華街であり、金徳院という中国寺院がある。近年は電気屋街として知られる。...
グロナス【GLONASS】
《global navigation satellite system》ロシアが運用する衛星測位システム。旧ソ連が開発。1980年代より人工衛星が打ち上げられ、1990年代に運用開始。2007年...
グロビゲリナ【(ラテン)Globigerina】
有孔虫の一種。石灰質の球状の殻をもち、多数の小穴から針状の仮足を伸ばして浮遊する。広く世界中の海に分布。
グロビュール【globule】
周囲に比べて星間塵の密度が高い分子雲。低温の分子状の水素、ヘリウム、一酸化炭素などからなる。直径1000分の1光年から数光年で、多くの場合、質量は太陽と同程度。不透明な小型の暗黒星雲として観測さ...
グロビン【globin】
ヘムと結びついてヘモグロビンを構成する球状たんぱく質。
グロブリン【globulin】
アミノ酸だけからなる単純たんぱく質の一。水に溶けないが、塩類の薄い溶液にはよく溶ける。弱酸性で、動植物に広く分布。血清グロブリンはα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)に分けられ、体内の物質...
グロマーチャレンジャー‐ごう【グロマーチャレンジャー号】
《Glomar Challenger》米国の深海掘削船。名称は近代海洋学の端緒となった19世紀英国の軍艦・海洋調査船チャレンジャー号に由来する。水面下最大7000メートルまで掘削可能。1968年...
グロリア【(ラテン)・(英)gloria】
1 《栄光あれの意》ミサ典礼の式文の一。栄光の賛歌。→ミサ曲 2 縦糸は絹糸、横糸は梳毛糸(そもうし)または綿糸で織った目の密な交ぜ織り。傘地に多く用いる。グローリア。
グロリオーサ【(ラテン)Gloriosa】
イヌサフラン科の多年草。球根から伸びた茎は蔓性(つるせい)で、葉の先が巻きひげとなる。夏、赤色の6弁花が咲き細い花びらがそり返っている。花材として用いられる。熱帯地方の原産。グロリオサ。ゆりぐるま。