ちょっかんきょうじゅ【直観教授】
実際の物や事象または絵画・模型・写真などを観察させ、具体的、感覚的に理解させる教育方法。コメニウス・ルソーらを先駆に、ペスタロッチによって展開・提唱された。実物教授。
ちょっかんしゅぎ【直観主義】
1 《intuitionism》哲学で、概念的思惟よりも直観に優位を認める立場。直覚主義。 ㋐真理・存在の把握は直観によってのみ可能であるとする立場。ベルグソンの哲学など。 ㋑道徳的価値判断の成立の基礎を直観に求める立場。 2 数学の基礎理論の立場の一。ラッセルの論理主義やヒルベルトの形式主義に対立し、数学は直観に導かれて成立するものであるとする立場。ブラウアーに始まる。
ちょっかんぞう【直観像】
過去に見たものが、目の前にあるように鮮やかに見える像。子供に多く認められ、残像や幻覚とは区別される。
出典:青空文庫
・・・をしても、論理よりは直観で押して行く方だ。だから江口の批評は、時・・・ 芥川竜之介「江口渙氏の事」
・・・中にある処女の新鮮な直観性は、どうかするとこのランスロットのすこ・・・ 芥川竜之介「葱」
・・・はさらに価値の等級を直観するアプリオリの等級感があるといい、ある・・・ 倉田百三「学生と教養」