セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】
《原題、(フランス)Le Barbier de Séville》ボーマルシェの戯曲。4幕。1775年初演。アルマビバ伯爵の恋の成就のため、伯爵の昔の従僕で今は理髪師のフィガロが、機知に富んだ活...
せまきもん【狭き門】
《原題、(フランス)La Porte étroite》ジードの長編小説。1909年刊。キリスト教的禁欲主義のために従弟ジェロームへの愛を断念し、人知れず死んでいくアリサの悲劇を描く。
セヤス‐こ【セヤス湖】
《Laguna Cejas》チリ北部、アントファガスタ州のアタカマ塩湖にある湖の一。サンペドロ‐デ‐アタカマの南約20キロメートルに位置する。流出河川はなく、塩分濃度が非常に高い。
セントクレア‐こ【セントクレア湖】
《Lake Saint Clair》 オーストラリア、タスマニア州中央部の湖。最大深度200メートルで、同国で最も深い。周囲にはワラビー、カモノハシ、ウォンバットなどの野生動物が生息する。クレ...
セントジョゼフ‐れいはいどう【セントジョゼフ礼拝堂】
《L'Oratoire Saint-Joseph》⇒聖ジョゼフ礼拝堂
ぜんそうきょく【前奏曲】
《原題、(フランス)Les préludes》リストの交響詩。ハ長調。1848年作曲。1852年、1853年改訂。フランスロマン派の詩人ラマルティーヌによる「人生は死への前奏曲」であるという大意...
そうぞうてき‐しんか【創造的進化】
《(フランス)L'évolution créatrice》ベルクソンの主著(1907年刊)の表題であるとともに、その哲学の根本概念。生命は、因果的、目的的な活動ではなく、予測できないような飛躍に...
ソクラテスのし【ソクラテスの死】
《原題、(フランス)La Mort de Socrate》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。プラトンの「ファイドン」に基づき、ソクラテスが毒を飲んで自らの命を絶つ場面を描く。ニューヨーク、メトロポ...
そ‐けつごう【疎結合】
《loose coupling》コンピューターシステムで、異なる二つの構成要素の結びつきが弱い状態。各要素の独立性が高く、一方に障害が生じても他方に影響を与えることは少なく、保守管理が容易で拡張...
そんざいとむ【存在と無】
《原題、(フランス)L'Être et le Néant》サルトルの哲学書。1943年刊。無神論的実存主義の原典といわれ、存在するものはすべて善とするキリスト教的存在論を否定した画期的な著作。特...